神戸新聞文化センター

公開講座案内

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近代化の名残を留める 神戸のまちを歩く ~近代都市神戸 ベイエリア編~

知っているようで知らない自分のまち。いつも歩いているあの道・あの場所の意外な歴史、まちかどに眠る歴史遺産や遺構を知ると、毎日の風景が違って見えるもの。ちょっとマニアックな講師たちが、意外な切り口から神戸を解き明かします。

【日程・コース】
●1月25日(土)
<深江浜と深江文化村>
大正後期、富裕層の別荘地でもあった阪神間に、理想とする住環境を創造するために資産家、医師、建築家らが手を組んで造った西洋館街。後に深江文化村と称されるようになったこの地区には、広大な芝生庭園を囲んで9カ国13組の家族が居住していました。その面影を辿り、このエリアのまち並みを探ります。また太田酒造の千代田蔵、昭和初期に建てられたヴォーリズ建築(太田酒造の貴賓館)の佇まいも楽しみます。
◆阪神深江駅改札(集合)⇒神戸深江生活文化史料館⇒西国浜街道⇒深江文化村(外観)⇒太田酒造貴賓館(外観)⇒太田酒造千代田蔵(解散)

●2月22日(土)
<臨港線の記憶・新港エリア>
かつて神戸港の繁栄を支えた、貨物輸送のための神戸臨港線。この路線は、旅客を運ぶ東海道本線と東灘信号場(現:摩耶駅)から分岐して、国道2号線を超え新港エリア、海岸通を通って旧湊川貨物駅へと向かいました。今回は明治時代末から大正時代にかけて埋立造成された新港第一~第四突堤(新港エリア)に点在する建造物を巡り、今も残る神戸臨港線の痕跡を辿りましょう。
◆ポートライナー・ポートターミナル駅改札(集合)⇒Q2上屋⇒三井倉庫⇒三菱倉庫⇒海軍操練所跡碑(解散)

●3月22日(土)
<舞子浜の近代建築>
移情閣は八角三層の特徴ある建物で、現存する日本最古級の木骨コンクリートブロック造の建造物です。旧武藤山治邸は、衆議院議員で鐘紡の中興の祖と言われる武藤山治が1907(明治40)年に舞子海岸に建てた住宅で、西洋館の暮らしを伝えてくれます。また旧木下家住宅は、1941(昭和16)年に竣工した数寄屋造近代和風住宅です。これらの建物を軸に、かつては別荘地だった舞子エリアの歴史を探ります。
◆JR舞子駅改札(集合)⇒移情閣(外観)⇒旧武藤山治邸・旧鐘紡舞子倶楽部⇒旧木下家住宅(解散)
*旧武藤山治邸・旧木下家住宅の入館料、各100円(70歳以上各50円)が必要です。

*天候等で回り順、歩く距離を若干変更する可能性があります

【日 程】いずれも土曜10:30~12:00※現地集合・現地解散
【講 師】
 まち歩きコーディネイター 我如古 幸伸(がねこ こうしん)
 鳥瞰図絵師 青山 大介
 剪画(切り絵)作家 とみさわ かよの
 *コースによって講師が替わります
【参加費】全3回7,260円

  • 三宮KCC
  • 公開講座
  • 2025年01月25日(土)~2025年03月22日(土) 10:30~12:00
実施日 2025年01月25日(土)~2025年03月22日(土) 10:30~12:00
定 員 20
主 催 神戸新聞文化センター
参加費 7,260円 ※受付でのご入金は、現金またはペイペイ、クレジットカードがご利用いただけます。

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