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JPカルチャー・オンライン講座◇KCC提携 源氏物語<後期講座・第7~12回> 日本古典への招待

『源氏物語』は西暦1001年の疫病流行期に新婚間もない夫を喪った未亡人紫式部によって、その虚脱感の中に書かれたと言われています。疫病の最中に書き起こされ、病に脅かされながら書き継がれた作品である『源氏物語』は常に死を前提に置く物語となりました。喪失感の文学です。
死を媒介にした時、愛はどのように維持できるのか。身代わりを求めてしまう心理、満たされない思いなど、死と病と老いという暗い要素とせめぎ合うように生きることの意味、愛の究極が輝きだす瞬間を『源氏物語』の中から12回にわたって読んでいきます。そのことで、源氏物語という大長編のもっとも本質的な部分を理解することができるでしょう。

●第七回   光源氏の老い
●第八回   柏木密通と薫誕生
●第九回   紫上の病と死をめぐって
●第十回   八宮の遺言
●第十一回 宇治大君の病と父の遺言
●第十二回 浮舟の「死」と再生

【受講料】全6回9,900円※講座資料(PDFデータ)付

◎配信期間:2024年4月1日~9月30日(★4月29日~5月5日、8月11日~17日は休館日のため返信できません)

【お申し込み~ご受講の流れ】※通信料は受講生負担となります※本動画はストリーム配信です
①お申し込みフォームに必要事項をご入力ください
②返信メールが届きましたら、受講料をご入金ください(振込または各KCC窓口)
③ご入金が確認でき次第、視聴URLおよびテキストデータ(PDF)をメールにて送信いたします
④各自ご用意いただいた端末よりアクセスし、ご受講ください

  • Tio舞子KCC
  • オンライン講座
  • 2024年04月01日(月)~2024年09月30日(月)
実施日 2024年04月01日(月)~2024年09月30日(月)
定 員 0
講 師 国文学者、フェリス女学院大学名誉教授
三田村 雅子
参加費 9,900円 ※受付でのご入金は、現金またはペイペイ、クレジットカードがご利用いただけます。

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