神戸新聞文化センター

公開講座案内

絵巻・絵入り本で楽しむ源氏物語

絵から『源氏物語』を読み解いていきます。「源氏絵」にどのような深い理解が求められているのか、「源氏絵」の読み解きを通して見えてくる、『源氏物語』の奥深さと新たな魅力に迫ります。
「源氏絵」を鑑賞する時は、詞書と画面との密接な関係を考えながら絵に接する必要があります。「源氏絵」は、『源氏物語』の全文に挿絵を付けたものでも、『源氏物語』の入門書やダイジェスト版でもありません。「源氏絵」には、長大な『源氏物語』からどのような場面が選び出されて描かれたのでしょうか。各巻の絵画化された場面から長編『源氏物語』を読んでいきます。今回は、澪標巻の「源氏絵」から『源氏物語』を読みます。


【日程・テーマ】
①4/24=「澪標巻①」明石の君、乳母とともに源氏よりの文を読み語り合う
②5/22=「澪標巻②」明石の君からの文を繰り返し読む源氏、恨み顔の紫の上に明石の君の手跡をみせる
③6/26=「澪標巻③」源氏、花散里を訪れ、荒れた庭を見ながら間近で鳴く水鶏を聞いて歌を交わす
④7/24=「澪標巻④」源氏、供人を整え住吉詣。源氏の栄華を目の当たりにした明石の君の舟は去る
⑤8/28=「澪標巻⑤」源氏一行、難波に行き、明石の君の舟とあう。明石の君への歌を口ずさむ源氏に惟光は筆と硯を奉る
⑥9/25=「澪標巻⑥」病のため出家した六条御息所を見舞った源氏、斎宮を垣間見る

      
■いずれも第④水曜(上記日程)15:45~17:15
※日程・カリキュラムは変更になる場合があります。
【講  師】 甲南大学非常勤講師 周防 朋子
【受講料】 全6回 9,900円(資料代120円別)
※受講料の途中返金、先送りはできません。ご了承ください
【持ち物】 筆記用具

  • 三宮KCC
  • 公開講座
  • 2024年04月24日(水)~2024年09月25日(水) 15:45~17:15
実施日 2024年04月24日(水)~2024年09月25日(水) 15:45~17:15
定 員 16
主 催 神戸新聞文化センター
会 場 三宮KCC教室
講 師 周防 朋子
参加費 9,900円 ※受付でのご入金は、現金またはペイペイ、クレジットカードがご利用いただけます。
教材費 121円

講座を探す