
近代建築・近代化の名残を留める
神戸のまちを歩く
近代都市神戸 異人館移築物語編
知っているようで知らない自分のまち。いつも歩いているあの道・あの場所の意外な歴史、まちかどに眠る歴史遺産や遺構を知ると、毎日の風景が違って見えるもの。ちょっとマニアックな講師たちが、意外な切り口から神戸を解き明かします。
今期は「異人館移築物語編」
神戸と言えば異人館!というくらい、私たちにはお馴染みの建物。保存のためにいったん解体・移設されたものもあり、それらは移築先で活躍しています。今回は移築に関する物語にスポットを当て、有名どころの異人館3館を、ちょっと変わった角度から紹介します。どうして移築されることに?移築先はどんなところ?思いがけないエピソードもご披露します。
【日程・コース】
●9月27日(土)
<阪神・淡路大震災と旧フロインドリーブ邸>
今回巡る3館は、もとは北野町のごく近くにありました。それぞれの異人館の跡地を確認し、ラインの館で北野の歴史についておさらい。そして、かのフロインドリーブさんの旧宅へ。阪神・淡路大震災でダメージを受け、取り壊される運命にあった旧フロインドリーブ邸は今…?その復活秘話に迫ります。
◆「萌黄の館」前(集合)⇒旧ハンター住宅跡地⇒旧ハッサム住宅跡地⇒ラインの館⇒旧フロインドリーブ邸跡地⇒旧フロインドリーブ邸(解散)
●10月25日(土)
<相楽園と旧ハッサム住宅>
神戸で唯一の日本庭園・相楽園。ここは小寺謙吉・第11代神戸市長の父である小寺泰次郎氏の邸宅跡で、1941(昭和16)年に神戸市に譲渡されました。戦後の神戸を元気にしようと「日本貿易産業博覧会(神戸博覧会)」を推進した小寺市長。その生家のあった相楽園に、異人館・旧ハッサム住宅が移築される過程を解説します。
◆JR元町駅・西改札口(集合)⇒相楽園⇒旧小寺家厩舎(外観)⇒旧ハッサム住宅(内部)⇒館内で解散
※相楽園入園料¥300(市内在住65歳以上無料※すこやかカード・マイナンバーカード・健康保険証などの公的証明書が必要)
●11月22日(土)
<王子動物園と旧ハンター住宅>
旧ハッサム住宅と同じ頃に移築保存された旧ハンター住宅は、王子動物園の中にあります。なぜまた動物園に?実は、この一帯は「日本貿易産業博覧会(神戸博覧会)」の第一会場でした。跡地に王子公園が整備され、王子動物園や王子スタジアムが成立した経緯と、移築にまつわる物語をご紹介します。
◆阪急王子公園駅・西改札口(集合)⇒王子神社⇒神戸文学館(外観)⇒王子動物園⇒旧ハンター住宅(内部)⇒館内で解散
※王子動物園入園料¥600(市内在住65歳以上無料※すこやかカード・運転免許証などの住所・氏名・生年月日がわかる証明書が必要)
※天候等で回り順、歩く距離を若干変更する可能性があります。
※旧ハッサム住宅と旧ハンター住宅は例年であれば公開されていますが、何らかの事情で公開されない場合は外観を見ながらの解説になります。
【日 程】いずれも土曜10:30~12:00※現地集合・現地解散
【講 師】
まち歩きコーディネイター 我如古 幸伸(がねこ こうしん)
剪画(切り絵)作家 とみさわ かよの
※コースによって講師が替わります
【参加費】全3回7,260円
- 三宮KCC
- 公開講座
- 2025年09月27日(土)~2025年11月22日(土) 10:30~12:00
実施日 | 2025年09月27日(土)~2025年11月22日(土) 10:30~12:00 |
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定 員 | 20 |
主 催 | 神戸新聞文化センター |
参加費 | 7,260円 ※受付でのご入金は、現金またはペイペイ、クレジットカードがご利用いただけます。 |