神戸新聞文化センター

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欧州文化物語 ~世紀末ウイーン文化と欧州外交~

作家シュテファン・ツバイクはユダヤ系オーストリアの作家で、19世紀末20世紀初めの上流家庭で育って大学に進み文壇で成功。第一次世界大戦前のウイーンの「日没前の黄金に輝く世紀末藝術」の代表作家である。シュテファン・ツバイクの『昨日の世界』や他の資料も使用しながら、原文から訳して、欧州の教養ある知識人の世界観を解説します

【日程・内容】 *カリキュラムが変更になる場合があります。予めご了承ください
 3月 8 日=「我々知識階級は戦争が来ることはないと信じた。ロマン・ロランと知合ってベートーベンの音楽の普遍性を信じた」画家ゲルストルを紹介しウイーンの演劇を観たい
 4月12日=「我々はベルギーの中立性をドイツ軍が侵犯することなどあり得ない!と議論した」 だが宣戦布告され独墺国民は熱狂して通りを行進した。何故か、フロイトが大衆の潜在意識を説明した。画家アルフレド・キュービンを紹介
 5月10日= 独英両国がベルギー中立を巡って交渉した道筋は、そのまま第二次大戦の開戦を防げなかった事情に通じる。国同士の同盟条約が結局足かせになった。画家ココシュカを紹介しオペラ『チャルダシュの女王』を観たい
 6月14日=「オーストリアで私は英国人のように「良心的徴兵忌避」を認められなかった。将来の国際理解の準備をした」苛烈な戦線から帰って描いた画家アルビン・エッガー=リエンツを紹介したい

  • 六甲道KCC
  • 文学・歴史・教養
  • 金(第2)
  • 13:30~15:00
  • 一日講習会・体験講座
講 師 # 元駐オーストリア大使
田中 映男
曜 日 金(第2)
時 間 13:30~15:00
開講月 毎月入会できます
受講料 3ヵ月7,260円
教材費 資料代1回100円
受講会場 六甲道KCC
  • 体験できます!

    • 曜日・時間2024年04月12日(金)13:30~15:00
    • 参加費2,420円
    • 教材費無料

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