欧州文化物語 ~『昨日の世界』シュテファン・ツバイクとその時代~
ロシアに共産主義が来てムソリーニ、ヒトラーの暴力支配が始まる。それまでの台風の前の風のなぎの如く、ツバイクはソレントで文豪ゴーリキーと交流し、ザルツブルグ音楽祭誕生を目撃する。国際法が無視されて戦争準備が進むツバイクの欧州には現代のキナ臭い世界も重なって見える。今期は初の試みとして講師田中の国際情勢分析と外交エティケットの原理と初歩の話も混ぜる。
◆7月10日
ゴーリキーは露革命の祖国に帰るべきか迷い、ツバイクと懇談した。ツバイクは無駄と感じつつも、ムッソリーニに手紙を書いて伊人医師の助命を歎願して叶った。19世紀帝国主義に戻った米国の国際法無視の侵略を如何に見るべきか。19世紀の大国の権力維持の必要から生まれた欧州の国際法にはコミュニケーション力のための食卓儀礼が伴った。英国式とフランス式プロトコール席次の相違を、ダンセニイ卿の作品を使って説明する。
◆7月31日
隣国の社交界を巻き込み、欧州文化最後の輝きとしてザルツブルグ・フェスティバルが誕生するのをツバイクは見た。そのころチェンバレンはヒトラーを説得して平和を齎したと歓迎された。ホフマンシュタールの芝居「イエダーマン」の役者演出家オットー・シェンクの想い出、音楽祭にウイーンから貴族たちがやって来た経緯。18世紀ハプスブルグ宮廷の席次争いの話。
◆9月11日
ツバイクは50歳を迎えた朝、「旅に執筆に読書、それと署名入り初版のコレクション充実」これでいいか?70歳までこのままでいいのか?知らなかった心の奥に湧いた不遜で、無法で飛んでもない考え」、それはもう一度若さを生む危険な冒険の誘いだった。ウイーンの貴族がお祝いの食事会をするときの儀礼の実際(一部写真つき)を紹介したい。
※日程、カリキュラムは変更する場合があります
- 六甲道KCC
- 文学・歴史・教養
- 金(第2)
- 13:30~15:00
- 一日講習会・体験講座
| 講 師 |
元駐オーストリア大使田中 映男 |
|---|---|
| 曜 日 | 金(第2) |
| 時 間 | 13:30~15:00 |
| 開講月 | 毎月入会できます |
| 受講料 | 3ヵ月7,260円 |
| 教材費 | 資料代1回100円 |
| 受講会場 | 六甲道KCC |
-
体験できます!
- 曜日・時間金(第2) 13:30~15:00
- 参加費2,420円
- 教材費無料
- 内容資料代100円別途要
